2014年4月7日月曜日

どれくらい練習すればいいのでしょう?

「どれくらい練習をするものなのでしょう?」、これはよく質問されることのひとつです。

答えは、できるならできるだけたくさん、しかないと思うのですが、これでは答えていないのと一緒です。

まったく行った事がない人は、まずは1日5分から、できるようになったら毎日30分、が一応の目安と僕は思っています。


5分と言うのは、実は3分でも1分でもよくて、とにかく1日1回はギターなりバイオリンなり楽器を触る習慣をつけるためのものです。最低1分くらいにしておけば毎日続けやすいし、1分すれば1分で終わるはずなく5分くらいはやっているものです。

これまでに行ったことがない訳がわからない楽器をそもそも練習になっているかいないのかも判らずに30分や1時間拘束される、と言うのは苦行以外にないと僕は思います。これは解けない数学の問題を眺め続けるようなものです。

楽器を弾くと言う事は、行った事がない人が思っている以上に身体運動的なことです。30分弾き続けるというのはできる人にとっては何でもないことなのですが、指がその状態になっていない人にとっては、指先を潰され続けて指に関節技をかけられているようなものなのです。

これは何も楽器を習うと言う事に限った事ではなく、スポーツでも何にでも言えることだと思っているのですが、そもそも何を練習したら判らない最初のときの当初の目標は、とりあえずレッスン時間にレッスンをし続けられる事を目標にするのが判りやすく、自分にとって具体性がある事となるとなります。

それができてから、その先は考えたり工夫したり相談をすればいいのではないでしょうか?できる前から心配しても、できるようにはならないですし。自分にとって具体性がない事を想像を膨らませて心配しても、ネガティブな妄想しか浮かんでこないのは経験上間違いありません。



0 件のコメント:

コメントを投稿