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2014年4月7日月曜日

どれくらい練習すればいいのでしょう?

「どれくらい練習をするものなのでしょう?」、これはよく質問されることのひとつです。

答えは、できるならできるだけたくさん、しかないと思うのですが、これでは答えていないのと一緒です。

まったく行った事がない人は、まずは1日5分から、できるようになったら毎日30分、が一応の目安と僕は思っています。


5分と言うのは、実は3分でも1分でもよくて、とにかく1日1回はギターなりバイオリンなり楽器を触る習慣をつけるためのものです。最低1分くらいにしておけば毎日続けやすいし、1分すれば1分で終わるはずなく5分くらいはやっているものです。

これまでに行ったことがない訳がわからない楽器をそもそも練習になっているかいないのかも判らずに30分や1時間拘束される、と言うのは苦行以外にないと僕は思います。これは解けない数学の問題を眺め続けるようなものです。

楽器を弾くと言う事は、行った事がない人が思っている以上に身体運動的なことです。30分弾き続けるというのはできる人にとっては何でもないことなのですが、指がその状態になっていない人にとっては、指先を潰され続けて指に関節技をかけられているようなものなのです。

これは何も楽器を習うと言う事に限った事ではなく、スポーツでも何にでも言えることだと思っているのですが、そもそも何を練習したら判らない最初のときの当初の目標は、とりあえずレッスン時間にレッスンをし続けられる事を目標にするのが判りやすく、自分にとって具体性がある事となるとなります。

それができてから、その先は考えたり工夫したり相談をすればいいのではないでしょうか?できる前から心配しても、できるようにはならないですし。自分にとって具体性がない事を想像を膨らませて心配しても、ネガティブな妄想しか浮かんでこないのは経験上間違いありません。



2013年6月26日水曜日

バイオリンを始めるのは、敷居が高いらしい?

どうも一般的なイメージとして、「バイオリンを習うのにはお金がかかる」と思われているようです。

楽器のイメージが、「よいとこのお嬢様、おぼっちゃんが行うもの」なんでしょうか?

あと、よく言われるのが、「音大に……」と言うものです。

バイオリンを弾く人=音大に進む人、となっているイメージなんでしょうか?

サッカーを始めるのに「Jリーグに行けるかわからないけど、させてみたいのです」とか、野球の少年団に入るのに「プロ野球や実業団とかはまだ考えていないのですが」と言っているように僕は感じます。

「そういう風にしている人を私は知っている」と言われても、そう言う方はどこの世界にもごく一部は必ずいるわけで、一般的ではないと言うのが世間の常識だと僕は思うのですが、どうもバイオリンだと違うようなのです。

いきなりプロユースに入る事だけが始める事と言うのはかなり極端な思考と思うのだけどなぁ。

ちなみに、小学生の子がバイオリンを始めるとしたら、これくらいから始められます。




分数バイオリンは2年に1回くらいは子どもの成長に合わせて買い換える事は必要ですが、あとは楽譜が1冊2000円くらいなものです。

もちろん、いい楽器を使えば音はいいし、楽器に助けられる部分が多い事は多々あります。でも「子どもの耳に影響云々」と言うのを病的に気にするのであれば、アイドル歌手とかの歌が流れてくるたびに耳をふさがないといけなくなりません?

「音感を身につける」と言うのが目的であるのなら、指導者が正確な音を出して的確に指摘する事が一番重要で、楽器のせいにしてもなぁと思うのです。

仮に100万円の楽器を使って身につく可能性?が100、5万円の楽器で身につく可能性?が50としても、やらなければ0ですし。



比較として少年野球を見てみます。




他にも試合用のユニフォーム、バットやグローブを入れる専用の袋、ソックス、などなどが必要な事は安易に想像できます。当然、身体の成長や消耗とともに買い替える必要があります。

上記のバイオリンと比較しても、全然安くないですよね……むしろかかりそうな気がします。


子どもが大きくなってからも続けるかどうか判らないならば、初期投資はまずは小さくして、続けそうな確信が持てた段階から大きく投資していけばよいのではないかと思います。

その時にいい楽器をプレゼントできるように貯金していく方が夢があっていいのではないでしょうか?



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2013年2月11日月曜日

桐朋って、本当にレベルが高いんだと思ったできごと

僕の奥さんは、桐朋学園バイオリン科を出てるのですが、演奏をこんなレベルで捉えてるんだ、すげえ、と思ったことが以前にありました。身内の話で恐縮ですが、すごく興味深いので紹介をしたいと思います。


うちの奥さんは音大を卒業後、もうバイオリンは弾かない、と完全にやめていた時期があったのですが、そこから再び練習を始めたときの話です。


昔の楽譜を引っ張り出しまた最初から順にさらっていき、何ヶ月もかけて勘をとりもどそうと練習をして、もう自分一人では練習が煮詰まってしまう所までいき、音大の時の恩師に連絡を取り数年ぶりにレッスンを受けることとなりました。


そして演奏を終えて最初に言われたのが「お腹に力が入っていない」でした。


僕はこれを聞いて、本当に高いレベルで演奏と言うのを捉えているのだと、感動に近いものを覚えたのが未だに印象に残っています。


バイオリンを弾いて「音程が…」「リズムが…」「解釈が…」「気持ちが…」~ない、と言うところではなく「お腹に力が入っていない」と言う事が具体的な指摘になり、指摘された側も受け取れると言うのです。


武道に限らずスポーツなどでも、「腰が入ってない」「丹田に力がない」などと言う事が言われます。しかし、ほとんどの場合、具体的な指摘ではなく言う側も言われる側も精神論に近い意味合いで使って捉えてしまっているはずです。


指導する側にしたら、わからなくてもそう言っておけば外れはしない、外れようがない指摘だから非常に便利な言葉です。お前に足りないのは精神力だ、と言っておけば、絶対に外れないですから。


本来指導となり得るのは、それがそうとしか言い様がない具体的な指摘だからです。受け取る側も納得して受け取れるのは、言われれば気付ける所まで来ているからでしょう。


と思うのは、僕が少し武術をして自分がそのレベルでなく判らずとも知識があるからなのですが、武術やスポーツなどの運動ではない、音楽の場面でこれが具体的な指摘になっている事に、いや凄いなぁと嘆息したのでした。


文章が下手で判りにくいですね……


などと言う状態を経験してきたうちの奥さん、指導が上手いかどうかは判りませんが、より人間的な指導ができるのではと思うので、バイオリンに興味がある方は来てみて下さい。


と、最後は宣伝になってしまいました。



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