楽器はなんでもいいのですが、バイオリンなりギターなりを始めようとしたらとりあえず不安なので情報を集めようとネットで検索をかけたりすると思います。
たとえば「バイオリン 初心者」「ギター 始める」「ピアノ レッスン」などなど。
そうすると、まあ色々なアドバイスが出てくる訳です。
「10歳からではもう遅い」「キーボードではなくてちゃんとしたピアノでないと後々ダメ」「楽器は10万円以上じゃないと」「調弦はチューナーを使ってはいけない。耳で合わせるもの」なんとかかんとか……。
見るだけでやっぱやめようかと思ってしまうアドバイスがそれはたくさんあるはずです。
もしあなたが、
「時間はいくらでもある」
「お金もいくらでもつぎ込める」
「才能もやる気もあふれんばかりにある」
のならこれらのアドバイスは役に立つかもしれません。
でも現実は、
「夜9時以降は音が出せない」「夜会社から帰ってから少しずつ練習する」
「教育費は月収のうちからこれくらい」「他にもしたいことがあるからそっちの分も必要」
「始めてみても続くかどうかわからない」「楽器って弾けば音がでるものじゃないんですか?」
と言う中で、少しずつできることを増やしていって上達していくわけです。そのために講師は色々考えてしています。
音楽のことがわからなくてレッスンのイメージができないのでしたら、他の習い事などに置き換えてみるといいかもしれません。
少年野球のチームに入るのに「プロ野球や実業団に行けるかわかりませんが始められますか?」って言いますか?
10万円のバットを使えばどんな球でも打ちかえせられますか?
少年サッカーのチームに入ろうとしたら「専属のフィジカルトレーナーがいない所に入るなんて信じられない」って言われたら、それもそうだと思いますか?
サッカーボールはプロが使っている本皮のボールを使えばドリブルがうまくなりますか?
英語を始めようとしてる人が「イギリス英語じゃなくてちゃんとアメリカ英語を教えてくれないと困るよね」って言っているのを聞いてなるほどと思いますか?
そもそも、した事がない人が空想している認識と実際とでは、ずれているのが当たり前です。実際にしながら、具体的な実感を伴いながら認識自体も変化していくのが当然なのです。
ですから、最初のスタートは敷居を低くして、技術の上達とともに条件を上げていくべきと思うのです。
楽器を弾いていて「この楽器じゃやっぱなぁ」なんて思えるくらいになったらそれはしめたものです。そうなれば具体的に「こういう感じの明るい音が出るのが好み」や「ここが細いほうが弾きやすいからこれがいい」などと選べるようになるはずです。
これは別に楽器に限りませんが、「凄く高いもの」「標準的に思えるもの」「安いもの」を並べられると、真ん中のを選びたくなるものです。でも標準なんて実はないです。無理がない範囲のものするべきです。
それよりいかに練習をするかの方がよほど大事だと思うのですがいかがでしょうか?
八王子の音楽教室 かよう音楽教室 ⇒ kayo-ac.net
八王子のバイオリン教室 ⇒ violin.kayo-ac.net
西八王子でバイオリン・ギター・ピアノの音楽教室、かよう音楽教室を開いています。 また、日本泳法向井流水法、フィリピン武術カリを練習し教えています。 音楽から武術、バレエなどを経てまた音楽に戻ってきました。 その中で得た音楽と身体と楽器とに対する、普通の音楽家では得られない視点からギターを見られたらと思います。 かよう音楽教室は西八王子駅から徒歩5分のところにあるヴァイオリン、ギター、ピアノの音楽教室です。 無料体験レッスンを行っています。お気軽にご連絡下さい。 また、高尾山インターより車で1分のところに自宅教室もあります。山の中の家ですが、こちらへもどうぞ。 電話 050-3692-0186 教室 042-661-1327 HP www.kayo-ac.net
2014年11月19日水曜日
2014年8月3日日曜日
音大生、または音大を卒業した人と付き合うには
音楽をしてこなかった一般の人が音大生や音大を卒業した人と出会い、お友達になったりお付き合いするようになったらこのことには注意をしておいた方が良いと思います。含む僕の体験と経験からです。
音大に行くような方たちは、若いうちのある段階から楽器の練習をすると決めて行ってきた人たちです。毎日数時間を楽器の練習にあてるのは普通です。まずここを理解しなくてはいけません。
「バイオリンを弾いている奥さん」などと言うと、「朝日が風にそよぐカーテンの隙間から木漏れ日となって差す中優雅にメロディーを奏でている姿」などをイメージするかもしれませんが、実際は自分が決めたドリルをして課題にした曲を弾いてできないところ不満なところを繰り返して繰り返して繰り返して、と言うのを日々繰り返す訳です。知らない人が見て聞いていても全くつまらないと思います。練習ってそんなものです。
だから間違っても「ピアノと俺どっちが大事なんだよ」とか「バイオリンとわたし、どうなの?」などと言ってはと言うより思ってもいけません。それは男性が女性に「仕事と私どっちが大事なの」と言われたら間違いなく引いてしまうのと同じです。言われた側は「あ、この人そういう考え方するんだ……」と思います。
結論は、練習をすることはその人の一部なんだと理解しましょう、です。
えっ、そういう事を聞きたいんじゃない!どうやったら出会えるかが聞きたいんだ!ってですか?そんなのは知りません。ただ、僕は中学高校生の時から音大出たお姉さんが僕の師に「レッスンでプライベートな事とか聞かれて困るんですけどどうすればいいのでしょう」などと相談しているのを見て大変なんだなぁと思って見てました。そう言うの目的で楽器始めるのはやめて欲しいものです。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
八王子の音楽教室 かよう音楽教室
バイオリンのページはこちら 西八王子のバイオリン教室
バイオリンQ&A おしえて♪なおこ先生 notoのページ
音大に行くような方たちは、若いうちのある段階から楽器の練習をすると決めて行ってきた人たちです。毎日数時間を楽器の練習にあてるのは普通です。まずここを理解しなくてはいけません。
「バイオリンを弾いている奥さん」などと言うと、「朝日が風にそよぐカーテンの隙間から木漏れ日となって差す中優雅にメロディーを奏でている姿」などをイメージするかもしれませんが、実際は自分が決めたドリルをして課題にした曲を弾いてできないところ不満なところを繰り返して繰り返して繰り返して、と言うのを日々繰り返す訳です。知らない人が見て聞いていても全くつまらないと思います。練習ってそんなものです。
だから間違っても「ピアノと俺どっちが大事なんだよ」とか「バイオリンとわたし、どうなの?」などと言ってはと言うより思ってもいけません。それは男性が女性に「仕事と私どっちが大事なの」と言われたら間違いなく引いてしまうのと同じです。言われた側は「あ、この人そういう考え方するんだ……」と思います。
結論は、練習をすることはその人の一部なんだと理解しましょう、です。
えっ、そういう事を聞きたいんじゃない!どうやったら出会えるかが聞きたいんだ!ってですか?そんなのは知りません。ただ、僕は中学高校生の時から音大出たお姉さんが僕の師に「レッスンでプライベートな事とか聞かれて困るんですけどどうすればいいのでしょう」などと相談しているのを見て大変なんだなぁと思って見てました。そう言うの目的で楽器始めるのはやめて欲しいものです。
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バイオリンQ&A おしえて♪なおこ先生 notoのページ
2014年4月16日水曜日
安心のペットボトル温灸、超お勧めです!手や指の痛み、手首から肘にきて肩まで痛くなっていたりしていませんか?
古くからの武友のカリスマ鍼灸師こと若林さんの最新刊が発売されました。
楽器を弾く事は、紛れもなく身体運動です。「40代までは5時間くらい連続して練習しても全然平気だったけれど、50代になると続くかなくなった」など言う先生の話を聞いたりすると、アスリートの様な事をずっと続けてきているのだと感心するとともに、果たして自分がその年齢までし続ける事ができるのか、どうすればできるのだろうかとも考えさせられるのです。
このように身体運動の専門家ではなくても、日々の練習や仕事の中でちょっと自分で何かできれば全然楽になるのではないかと思うことは少なくないはずです。
まあ僕なんかは、飲みすぎた翌日になんとか早く回復できないかとか思うことしきりなのですが、たぶん「もしそんなツボがあって教えたりしたら、余計に飲んで内蔵壊す事間違いないから教えない」と言われるのがおちでしょう。
練習をたくさんして腱鞘炎になっても、僕も経験があるからよくわかるのですが、まずは痛くないようにしていればいいだろう、次になんとか自分で治す方法はないだろうかと色々物色、最後にどうしょうもなくなって病院や治療の専門家のところに泣きつく、と言う人がほとんどではないでしょうか?
「これはやばいな」と思ったら先に手を打つには、やばい状態を何度も経験してみないと判らないと言う逆説的なことがあるのです。これは部分的には手や指であったり、全体的には健康や病気などに言えることでしょう。
だから、この若林さんが強調する「養生」と言う考え方が大事になってくるのではないでしょうか?この辺りが、前半の症例別の温灸の仕方から後半の日々の生活が大事と言う養生と言うことを強調するところへとつながっていきます。
「健康のために○○を食べる」とか「○○ダイエット」みたいのに流れがちですが、「健康になる秘訣は幼児の頃にすべて教わっている」と言っています。
日常的な肩こり筋肉痛からちょっとした不調などを、大事になる前にちょっとだから自分で行えるための知恵が普通に書かれているので、本当にお勧めです。
また、子どもの為の温灸も写真で紹介していますので、お母さんたちには是非見てみて貰いたいです。
僕は筋肉痛や手にできるマメや水ぶくれ、打撲などは教わったこの方法を使うと実際に治りが早い事を実感しています。
音楽をしている人に限らず、皆さん、お試しあれ!
若林さんは毎朝「養生予報」をツイッターで行っています。興味がある方はフォローしてみてください。 https://twitter.com/asilliza メルマガも人気みたいです→鍼灸師が教える一人でできる養生法
かよう音楽教室
八王子でバイオリン
楽器を弾く事は、紛れもなく身体運動です。「40代までは5時間くらい連続して練習しても全然平気だったけれど、50代になると続くかなくなった」など言う先生の話を聞いたりすると、アスリートの様な事をずっと続けてきているのだと感心するとともに、果たして自分がその年齢までし続ける事ができるのか、どうすればできるのだろうかとも考えさせられるのです。
このように身体運動の専門家ではなくても、日々の練習や仕事の中でちょっと自分で何かできれば全然楽になるのではないかと思うことは少なくないはずです。
まあ僕なんかは、飲みすぎた翌日になんとか早く回復できないかとか思うことしきりなのですが、たぶん「もしそんなツボがあって教えたりしたら、余計に飲んで内蔵壊す事間違いないから教えない」と言われるのがおちでしょう。
練習をたくさんして腱鞘炎になっても、僕も経験があるからよくわかるのですが、まずは痛くないようにしていればいいだろう、次になんとか自分で治す方法はないだろうかと色々物色、最後にどうしょうもなくなって病院や治療の専門家のところに泣きつく、と言う人がほとんどではないでしょうか?
「これはやばいな」と思ったら先に手を打つには、やばい状態を何度も経験してみないと判らないと言う逆説的なことがあるのです。これは部分的には手や指であったり、全体的には健康や病気などに言えることでしょう。
だから、この若林さんが強調する「養生」と言う考え方が大事になってくるのではないでしょうか?この辺りが、前半の症例別の温灸の仕方から後半の日々の生活が大事と言う養生と言うことを強調するところへとつながっていきます。
「健康のために○○を食べる」とか「○○ダイエット」みたいのに流れがちですが、「健康になる秘訣は幼児の頃にすべて教わっている」と言っています。
日常的な肩こり筋肉痛からちょっとした不調などを、大事になる前にちょっとだから自分で行えるための知恵が普通に書かれているので、本当にお勧めです。
また、子どもの為の温灸も写真で紹介していますので、お母さんたちには是非見てみて貰いたいです。
僕は筋肉痛や手にできるマメや水ぶくれ、打撲などは教わったこの方法を使うと実際に治りが早い事を実感しています。
音楽をしている人に限らず、皆さん、お試しあれ!
若林さんは毎朝「養生予報」をツイッターで行っています。興味がある方はフォローしてみてください。 https://twitter.com/asilliza メルマガも人気みたいです→鍼灸師が教える一人でできる養生法
かよう音楽教室
八王子でバイオリン
2014年4月7日月曜日
どれくらい練習すればいいのでしょう?
「どれくらい練習をするものなのでしょう?」、これはよく質問されることのひとつです。
答えは、できるならできるだけたくさん、しかないと思うのですが、これでは答えていないのと一緒です。
まったく行った事がない人は、まずは1日5分から、できるようになったら毎日30分、が一応の目安と僕は思っています。
5分と言うのは、実は3分でも1分でもよくて、とにかく1日1回はギターなりバイオリンなり楽器を触る習慣をつけるためのものです。最低1分くらいにしておけば毎日続けやすいし、1分すれば1分で終わるはずなく5分くらいはやっているものです。
これまでに行ったことがない訳がわからない楽器をそもそも練習になっているかいないのかも判らずに30分や1時間拘束される、と言うのは苦行以外にないと僕は思います。これは解けない数学の問題を眺め続けるようなものです。
楽器を弾くと言う事は、行った事がない人が思っている以上に身体運動的なことです。30分弾き続けるというのはできる人にとっては何でもないことなのですが、指がその状態になっていない人にとっては、指先を潰され続けて指に関節技をかけられているようなものなのです。
これは何も楽器を習うと言う事に限った事ではなく、スポーツでも何にでも言えることだと思っているのですが、そもそも何を練習したら判らない最初のときの当初の目標は、とりあえずレッスン時間にレッスンをし続けられる事を目標にするのが判りやすく、自分にとって具体性がある事となるとなります。
それができてから、その先は考えたり工夫したり相談をすればいいのではないでしょうか?できる前から心配しても、できるようにはならないですし。自分にとって具体性がない事を想像を膨らませて心配しても、ネガティブな妄想しか浮かんでこないのは経験上間違いありません。
答えは、できるならできるだけたくさん、しかないと思うのですが、これでは答えていないのと一緒です。
まったく行った事がない人は、まずは1日5分から、できるようになったら毎日30分、が一応の目安と僕は思っています。
5分と言うのは、実は3分でも1分でもよくて、とにかく1日1回はギターなりバイオリンなり楽器を触る習慣をつけるためのものです。最低1分くらいにしておけば毎日続けやすいし、1分すれば1分で終わるはずなく5分くらいはやっているものです。
これまでに行ったことがない訳がわからない楽器をそもそも練習になっているかいないのかも判らずに30分や1時間拘束される、と言うのは苦行以外にないと僕は思います。これは解けない数学の問題を眺め続けるようなものです。
楽器を弾くと言う事は、行った事がない人が思っている以上に身体運動的なことです。30分弾き続けるというのはできる人にとっては何でもないことなのですが、指がその状態になっていない人にとっては、指先を潰され続けて指に関節技をかけられているようなものなのです。
これは何も楽器を習うと言う事に限った事ではなく、スポーツでも何にでも言えることだと思っているのですが、そもそも何を練習したら判らない最初のときの当初の目標は、とりあえずレッスン時間にレッスンをし続けられる事を目標にするのが判りやすく、自分にとって具体性がある事となるとなります。
それができてから、その先は考えたり工夫したり相談をすればいいのではないでしょうか?できる前から心配しても、できるようにはならないですし。自分にとって具体性がない事を想像を膨らませて心配しても、ネガティブな妄想しか浮かんでこないのは経験上間違いありません。
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